CENTRAL GLASS CO., LTD. Glsss Life
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ガラス選びの道は、悩みの解決から

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よくあるご質問

設計・施工技術についてよくあるご質問

Q1.キッチンコンロのまわりに透明なガラスを用いる場合、どのガラスが良いですか?
A1.強化ガラスをおすすめいたします。強化ガラスは、一般の透明ガラスに比べ、強度が高く、万一割れても破片が細粒状となり安全性が高く、また耐熱性にもすぐれています。
ただし、常時高温(200℃以上)の環境では、強化ガラスとしての性能が維持できず、熱衝撃強度が低下する場合がありますので、ご採用の際は、ご注意ください。
Q2.基準風速を最大瞬間風速に変換するにはどうすればいいですか?
A2.大体目安としては基準風速の1.4倍から~1.5倍というレベルになります。
詳しい計算方法については、お問い合わせください。
Q3.トップライトの傾斜は、結露水等を考慮すると何度以上設けるのがいいですか?
A3.結露水の垂直落下を避けるためには、ガラスの表面の状態(汚れ、油分等)により異なりますが、目安として30度以上の角度が必要です。
Q4.「熱割れ」はどのようにして起こるのですか?
A4.「熱割れ」とは、ガラスが太陽日射を吸収して温度上昇を起こすことにより生じる熱応力が、ガラス自体の持つ「許容応力」を超えた時に割れてしまう現象です。ガラス面にカーテンやブラインド、家具、寝具などを密着して設置した場合、ガラス面にペンキを塗ったりシールを貼ったりした場合、冷暖房の噴出し口が直接ガラスにあたっている場合などに起こることが考えられます。
Q5.台風対策になるガラスとして、強化ガラスと合わせガラスのどちらがおすすめですか?
A5.合わせガラスをおすすめします。
強風時のガラス破損被害の大半は、飛来物の衝突によると言われています。
合わせガラスは強い衝撃を受けて破損しても、中間膜によりガラスの破片が飛散、脱落しにくく耐貫通性が高いので、飛来物の侵入をある程度防ぐことができます。
強化ガラスは、一般の透明ガラスと比べると強度は強く、割れにくいガラスではありますが、万一割れてしまった場合、全面が細粒状になって割れる性質を持っています。強風で飛ばされた小石などがぶつかると、瞬時に全面が破壊する可能性もありますので、特に飛来物に対しては注意が必要です。
また、ガラスが全面破壊しますと、室内に吹き込んだ強風の影響によって屋根や壁にも被害が及ぶこともありますので、破損してもガラスが飛散しにくい合わせガラスをおすすめします。
Q6.地震に強いガラスはありますか? 地震でも割れないガラスはありますか?
A6.割れにくいガラスはあっても割れないガラスはありません。地震に対するガラスの耐震設計は、ガラスとサッシ枠との間に充分なクリアランスを取り、躯体やサッシ枠が変形してもガラスとサッシ枠が直接接触しないように設計し、地震による被害を少なくすることが必要です。
万一の破損によるガラスの飛散・脱落防止に有効なのは、合わせガラスや網入板ガラスです。中でも合わせガラスは、強靭な中間膜による耐貫通性もあり、破損後もある程度の雨風をしのぐこともできます。
Q7.割れても怪我をしにくいガラスはありますか?
A7.強化ガラス、合わせガラスは、「安全ガラス」と呼ばれており、大きな怪我の危険性を低減します。
一般的なガラスは、人体や飛来物などの衝撃物により破損した場合、鋭利なガラス片が脱落・飛散することにより、大きな怪我を負うことがあります。
これに対して、強化ガラスは、破片が細粒状となる性質を持っていること、合わせガラスは2枚のガラスの間の中間膜の接着力によりガラス片の飛散や貫通が起こりにくいことから、学校や公共性の高い建築物のドアやドア周りに多く使われています。
Q8.再現期間とはどういう意味ですか?
A8.「再現期間◯◯年のリスク」とは、「長い期間を平均した場合に◯◯年に1回起こるリスク」ということです。
「再現期間100年の確率風圧力」とは、「長い期間を平均した場合に100年に1回起こる風圧力」という意味で、100年に一度、定期的に起こるものではありません。実際にはある100年の間に連続して何度も起こることもあれば、一度も起こらないこともありえます。
Q9.形状の変わった建物の隅角部の取り方はどうすべきですか?
A9.実際には、風洞実験やシミュレーションを用いる以外に方法はありません。
建築基準法施行令第87条(建設省告示第1454号)に基づく設計風圧力の計算では、建物にかかる風圧力を計算する際に、建物の一般部と隅角部に区分して計算することとなっており、隅角部の幅の計算方法も示されていますが、これは直方体に近い建物の平面形状についての計算方法となっています。
ご質問のように形状の変わった建物については、隅角部の幅の計算もピーク風力係数の値も示されていません。
一般社団法人 日本建築学会から2013年に、「実務者のための建築外装材耐風圧設計マニュアル」を刊行されましたが、建物形状によるバラツキが大きく、やはり一定の係数などを決められるものとはなっていません。
Q10.非常進入口におけるガラスの耐風圧がもたない時の判断はどうすればいいですか?
A10.以下の3つの方法があります。
  1. 非常用進入口として、外部から建具を開放できる構造とする。
  2. 耐風圧設計を満足できる割付とする。(非常用進入口の構造の最小寸法、H1,200×W750mmの枠であれば、厚さ6ミリのフロート板ガラスで5,000Paの風圧に耐えることができます。)
  3. 強化ガラスに変更し、耐風圧強度を再検討する。(東京消防庁の基準では、強化ガラスは厚さ5ミリ以下となります。)
Q11.人が乗るところにガラスを施工したいのですが、注意事項はありますか?どんなガラスがおすすめですか?
A11.ガラスの上に人が乗ることはおすすめしません。
Q12.床に使えるガラスはありますか?
A12.基本的に、床面へのガラスの使用はご推奨しておりません。
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