安全・防災
割れたガラスは非常に危険ですが、割れにくいガラス・割れても破片が飛び散りにくいガラスは、安全面でも、防災面でもお役に立ちます。
発生を防ぐことのできない自然災害
地震大国であるわが国にはもはや地震が起こらない地域はないと言われ、台風も毎年のように襲来していますし、近年では局地的な豪雨や、竜巻などの発生による被害が増えております。発生を防ぐことができない自然災害ですが、発生したときに、いかに被害を最小限に止めるかを考えておく必要があります。
ガラスの危険性
窓ガラスは、雨や風、不快な外気から守ってくれるだけでなく、光を採り入れたり、周囲の景観を楽しんだりと、私たちの居住空間に快適さを与えてくれるものです。
ところが、地震や台風などの災害時や、日常の暮らしの中での不慮の事故によって、割れたガラスで思わぬケガを負うことも少なくありません。
ご存知ですか?
安全なガラスはあるの?
割れたガラスはとても危険なものですが、残念ながら割れないガラスはありません。しかし、割れにくい、割れても破片が飛び散らないなど、防災を考えたガラスがあります。万が一の災害や人災に備えて「防災ガラス」を使用すれば、被害を最小限に止めることができるのです。
合わせガラス、強化ガラスのうち、特に脱落防止性能にすぐれたものを「防災ガラス」と言います。
合わせガラスは、2枚の板ガラスの間に強靭なフィルムを挟み、熱と圧力処理によって完全に接着したもので、ガラス部分が破損しても破片がフィルムに付着しているので、脱落したり、貫通したり、飛散したりということが極めて少ないのです。
強化ガラスは、万一破損してガラスが飛散しても、その破片の重さが軽いので被害を最小限に止めることができます。
フロート板ガラス、強化ガラス、合わせガラスの破損状態写真
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フロート板ガラス
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強化ガラス(ミストレックスS)
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合わせガラス(ラミレックス)