防音(遮音)
窓を通じて伝わる音を抑えたい。
そんなご要望にもガラスが役立ちます。
音とは?
音とは科学的に言うと、「空気振動」のことです。何かが振動してできた空気の波が、空気や固体を伝わって音として聞こえるのです。気持ちの良い音楽も不快な騒音も、すべて同じ原理です。
音の大きさと種類
空気振動には、波の大きさ(振幅)と回数という2つのエネルギー要素があります。
波の振幅が大きいほど音は強く(大きく)、小さいほど弱く(小さく)なります。このエネルギーを音圧レベルで表した単位をデシベル(db)と言います。また、振動する回数が多いほど音は高く、少ないほど音は低くなります。これを1秒間に何回振動するかで表したものが周波数で、ヘルツ(Hz)という単位で表示します。
私たちの暮らしの中では、一般的にデシベルの大きいものは騒音レベルが高いとされますが、同じデシベルであれば、高い音ほど敏感に聞こえやすく、音を発生させる物によって波の形(音色)も異なるので、騒音とは、これらの要素がいろいろと絡み合って感じるものです。
生活上の代表的騒音レベル
騒音はどこからやってくる?
住宅の騒音対策には、まず、音がどのように伝わってくるのかを知ることがとても大切です。
住宅の騒音は、屋外から入ってくるものと、住宅内で発生するものの2つがあります。犬の鳴き声や交通騒音など屋外からの音は空気を伝わってくるもので、主に窓などの開口部から入ってきます。また、住宅内の上の階や隣の部屋の音、水周りの音などは、壁、床、天井、配管などの物質を伝わってきます。
対策しよう
住宅での騒音対策
住宅における防音対策は、まず隙間を少なくし、気密性を高くすることが必要です。中でも、空気を伝わってくる音の出入り口となる窓への対策はとても有効な手段です。
窓の防音対策としては、防音性能の高いガラスにすることだけでなく、気密性の高いサッシとの組み合わせた窓全体で考えることが大切なポイントとなります。
その悩み、このガラスで解決!