こどもエコすまい支援事業について
1.事業の概要
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネルギー改修等に対して支 支することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラル の実現を図ることを目的とした事業です。
2.補助対象事業
- (1)注文住宅の新築
- (2)新築分譲住宅の購入
- (3)リフォーム
3.リフォームについて
対象工事
・必須となる工事(①〜③いずれか)
①開口部の断熱改修 ②外壁、屋根、天井又は床の断熱改修 ③エコ住宅設備の設置
・任意となる工事(必須となる工事の①〜③と併せて実施した場合のみ対象)
④子育て対応改修 ⑤防災性向上改修 ⑥バリアフリー向上改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
補助額・補助上限額
・補助額
対象工事内容ごとの補助額の合計
・補助上限額
原則、1戸あたり30万円を補助上限となります。但し以下の場合、補助上限の引き上げされます。
①子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事である
②工事発注者が、自ら居住するために購入した既存住宅に行うリフォーム工事である
世帯の属性 | 既存住宅購入の有無 | 1戸あたりの上限補助 |
---|---|---|
子育て世帯又は 若者夫婦世帯 |
既存住宅を購入しリフォームを行う場合 | 600,000円 |
上記以外のリフォームを行う場合 | 450,000円 | |
その他の世帯 | 安心R住宅を購入しリフォームを行う場合 | 450,000円 |
上記以外のリフォームを行う場合 | 300,000円 |
「既存住宅の購入」は、以下のすべてを満たすものとします。
- ・不動産売買契約の締結時に完成から1年以上経過している住宅である(不動産登記で確認します)
- ・不動産売買契約の締結が、2022年11月8日(令和4年度補正予算(第2号)閣議決定日)以降である
- ・売買代金が100万円(税込)以上である
- ・リフォーム工事の工事請負契約の締結が、不動産売買契約の締結から3ヶ月以内である
- ・工事発注者が①に該当しない場合、購入する住宅が安心R住宅である
- ※「安心R住宅」は、特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)を利用し、安心R住宅調査報告書が発行された住宅です。
開口部の断熱改修
・対象工事と補助額
1個所あたりの補助額 × 施工個所数 の補助額となります。
大きさ の区分 |
ガラス交換※1 | 内窓設置※2・外窓交換 | ドア交換 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
面積※3 | 1枚あたりの 補助額 |
面積※3 | 1箇所あたりの 補助額 |
面積※3 | 1箇所あたりの 補助額 |
|
大 | 1.4㎡以上 | 9,000円 | 2.8㎡以上 | 23,000円 | 開戸:1.8㎡以上 引戸:3.0㎡以上 |
34,000円 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
6,000円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
18,000円 | ― | ― |
小 | 0.1㎡以上 0.8㎡未満 |
3,000円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
15,000円 | 開戸:1.0㎡以上 1.8㎡未満 |
30,000円 |
引戸:1.0㎡以上 3.0㎡未満 |
大きさ の区分 |
ガラス交換※1 | 内窓設置※2・外窓交換 | ドア交換 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
面積※3 | 1枚あたりの 補助額 |
面積※3 | 1箇所あたりの 補助額 |
面積※3 | 1箇所あたりの 補助額 |
|
大 | 1.4㎡以上 | 12,000円 | 2.8㎡以上 | 31,000円 | 開戸:1.8㎡以上 引戸:3.0㎡以上 |
45,000円 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
9,000円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
24,000円 | ― | ― |
小 | 0.1㎡以上 0.8㎡未満 |
3,000円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
20,000円 | 開戸:1.0㎡以上 1.8㎡未満 |
40,000円 |
引戸:1.0㎡以上 3.0㎡未満 |
- ※1 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外とする。
- ※2 内窓交換を含む。
- ※3 ガラスの寸法とする。
- ※4 内窓若しくは外窓のサッシ枠又は開戸若しくは引戸の戸枠の枠外寸法とする。
・対象となる工事の基準
①開口部の断熱改修基準(窓)
※8地域においては、窓の日射熱取得率が0.52以下の製品が対象
②ガラスの断熱改修基準
上記の開口部の断熱改修基準(窓)の熱貫流率に加え、今回の補助金では下表に示す建具の仕様に応じたガラス
中央部の熱貫流率以下の製品も対象となります。
※8地域においては、窓の日射熱取得率が0.65以下の製品が対象
4.対象期間
契約日の期間 | 契約日の期間は問いません |
対象工事の着手期間 | 2022年11月8日以降 |
交付申請期間 | 2023年3月下旬 (予定)~ 2023年12月31日(日) ※予算の執行状況に応じて、交付申請の締め切りが早まる場合があります。 |
5.その他
■本事業の詳細については、こどもエコすまい支援事業についてのホームページより確認ください。
こどもエコすまい支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
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